US30Cashの実例トレード解説
この記事では、11月3日に行ったUS30Cashの実際のトレードを、動画では話しきれなかった部分まで含めて詳しく解説していきます。
この記事の内容は、YouTube動画でも実際のチャートを使って解説しています。
「文章だけではイメージしにくい…」という方は、こちらの動画も併せてご覧ください👇
▼実践動画はこちら▼
今回のトレードは、X（旧Twitter）やメルマガでもお伝えした通り
最終利益：172,440円
という、私にとって これまでで “過去最高の利益” となったトレードになりました。
日足環境の確認
今回のトレードはショートです。
エントリーポイントは、いつも通り 緑の水平線 × 赤の縦点線の交点。
日足を見ると、
- 高値安値の切り上げが続く上昇トレンド中ですが、ローソク足と青い日足短期MAが大きく乖離している
という状況でした。
こういうときは、
乖離を埋める下方向の調整が起きやすい局面
と判断し、日足レベルでは下目線で見ていきます。
週足も同じく移動平均線との乖離が大きく、日足の見立てと一致しています。
4時間足の環境認識
4時間足では、
- 長い上昇トレンドの後、下降に転換
- 波形は汚いが1→2→3→4と高値安値を切り下げ
- よって下降トレンド中
- ローソク足は青い短期MAに頭を押さえられている
- 黒い水平線でレジサポラインも引ける
つまり、
上からの抑えが強く、反転リスクが小さい場所
になっていました。
私はエントリーの時、
“伸びるかどうか” ではなく “逆行しないかどうか”
を最重要視します。
そのため、4時間足レベルで
逆行を阻む勢力があるかどうかを必ず確認します。
ここはまさにその条件を満たしていました。
決済ターゲットの設定
ショート前提なので、前回安値は抜けていく想定です。
1つ目のターゲット
- 過去の高値の髭先端
- 直近の上昇で下支えになった形跡
→ よって適切な水平線
2つ目のターゲット
- 複数の過去の高値・髭が揃うライン
- 緑の80MAとも重なる合理的なライン
3つ目（最終候補）
- 赤の4時間中期MA（日足の青短期MAと同じ）
→ 抜けることがあれば全決済でOK
ここまででシナリオは完成です。
1時間足でエントリーポイントの最終確認
青い短期MAが赤い中期MAを下に抜けてデッドクロス。
その後ローソク足がMAに挟まれたエリアに入り、
高値安値を切り下げながら下方向に抜けてきたタイミングでエントリー。
つまり、
移動平均線の収束 → 拡散の初動
＋
1時間と4時間のトレンドが下で一致
という強い条件が揃いました。
エントリー後の値動き
エントリー後は、一気に下落。
最初のターゲットに真っ直ぐ刺さったので、
今回は7割のポジションを利確。
前回のUS500Cashのように第一決済後にV字で建値まで戻されるリスクを警戒したためです。
👉【FXトレード解説】US500Cash（S＆P500）/2025.10.31
その後もう一段下落し、2つ目のターゲットにも到達したので、
ここでほとんどを決済。
最終的に0.1ロットだけ残し、
日足の短期MA（黄色の長期MA）にタッチしたら全決済予定でしたが…
あと少しのところで反転。
ここまでほぼ陰線で落ちてきていたため、
陽線で急反転したタイミングで全決済しました。
トレード結果
最終利益：172,440円
このトレードは、
環境認識・シナリオ・エントリーポイント・分割決済
すべてが綺麗にはまった理想的なトレードになりました。
まとめ
今回は、
「環境認識 → シナリオ構築 → エントリー → 決済」
の全プロセスが完璧に噛み合い、大きな利益につながりました。
特にポイントとなるのは、
- 上位足の“乖離”で大局をつかむ
- 4時間足で逆行を阻む勢力を確認
- 1時間足でトレンド一致＋移動平均線の収束拡散
- ターゲットは合理的な水平線
- 最終決済は欲張らず、反転の兆しで逃げる
これらが1つでも欠けると今回の利益は取れなかったと言えます。
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