この記事では、11月25日に行ったETH/USDの実際のトレードについて詳しく解説していきます。
この記事の内容は、YouTube動画でも実際のチャートを使って解説しています。
「文章だけではイメージしにくい…」という方は、こちらの動画も併せてご覧ください👇
▼実践動画はこちら▼
【日足環境からスタート】ショートエントリーの理由と背景
まずはいつも通り、日足環境から見ていきましょう。
今回のエントリーポイントは、緑の水平線と赤の縦点線が交わる位置。ここからショートで入りました。

日足は高値・安値を切り上げながら上昇トレンドを継続中。その中で、青い短期移動平均線と赤い中期移動平均線が大きく乖離しており、さらにローソク足自体も青の短期移動平均線から離れています。

こういった場面では、ローソク足と短期MAの乖離を埋める動きが起こりやすく、私は下目線でチャートを見るようにしています。
移動平均線は収束 → 拡散 → 収束 → 拡散を繰り返すためです。
【4時間足】押し安値割れ後の「下降3波」を狙う局面
続いて4時間足チャートを見ていきます。
エントリーポイントは同じく、緑の水平線と赤の縦点線が交わる部分です。

4時間足では、上昇の頂点を付けた後に下降へ転換し、押し安値を明確に割っています。1波・2波と形成し、これから3波目が始まりそうな場面でした。
さらに、上方向は黒の水平線(直近押し安値ライン)と青い短期移動平均線にしっかり抑えられています。
私はショートで入る際、上からの抑え(レジスタンス)がきちんとあるかをとても重視します。
特に水平線は絶対です。
そのうえで下降3波を取りに行くシナリオを描きました。
【決済ターゲットの設定】水平線 × MA × レジサポで判断
下降3波を取りに行く前提なので、直近1波の安値は切ると想定。次の節目はピンクのラインに設定しました。

ここは、
- 4時間足の押し安値ライン
- レジサポラインとして意識されるポイント
- 80MAと交わる位置
これらが重なる強い根拠のため、最初の決済ターゲットに選びました。
突破すれば、次はさらに下のレジサポラインがターゲットになります。
損切りラインは赤い水平線。エントリー位置から損切り・ターゲットまでの距離を比較して、リスクリワードは1:2以上を確保しています。

ここまで上位足環境を把握したうえで1時間足でエントリータイミングを計っていきます。
【1時間足】MA収束 → 拡散を狙い撃つエントリー
青い短期MAが赤い中期MAを上から下に抜けてデッドクロス。その後ローソク足が2本のMAの中に戻り、小さくダウを切り下げて下降トレンドに転換したポイントでエントリーしました。

「もっと早く入れたのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、その時点では4時間足MAがまだ下向きではありませんでした。
・4時間足のトレンド方向を示す赤いMA
・1時間足の短期MA
この2つがしっかり下向きになってからエントリーします。
焦らず、MAの収束 → 拡散を狙ったほうが期待値が高いからです。
損切りは直近高値より上の安全位置に設定。ここでも十分リスクリワードを確保しています。

【決済と結果】薄利でも「ルール通り」が最優先
順調に下降していましたが、決済ライン到達前に小さく高値・安値を切り上げて反発。

直近戻り高値を越えればダウ理論的に上方向へ転換するため、SLをピンクラインまで引き下げました。

結果、ヒゲでストップにかかり、薄利(スワップ調整後 27,182円)で終了。

しかし、今回の価値は「勝てたこと」ではなく、ルール通りに決済できたことにあります。
シナリオ通りにならなかった場合は「いや、まだ下に行くはずだ」って感じで自分の願いや思い込みで粘ったりせずに、こうやって淡々とルール通りに機械的に決済するのが正しいやり方だと思っています。
それが一番人間にとっては難しいことなんですけどね。
【暴走メンタルを抑える唯一の方法】徹底した過去チャート練習
「今回だけ粘りたい」「薄利決済が嫌だ」――こうした“欲の暴走”を止める方法は一つ。
過去チャートを使った徹底的な練習とデータ収集です。
練習ソフトを使い、
- 数十年分のチャートで何百回も検証
- 改善 → データ確認 → 再検証の繰り返し
- 「この手法なら長期で勝てる」という確信を得る
これを続ければ、リアルトレードでも欲でルールを破れなくなります。
私は練習ソフトの使用を推奨していますが、とにかく過去数十年分のチャートとかを使ってですね、何度も何度も練習して、そのうえで自分の練習結果のデータをその都度見て、改善しながら繰り返すわけです。
改善するにつれて成績が向上していって、この手法と今の自分の実力なら何度やってもちゃんとプラスになるぞっていう確信が得られるまでそれを繰り返すってことです。
そうやって「ちゃんとルール通りきっちりトレードをやっていけば長期的に勝てるんだ。」という確信が得られれば、リアルでもちゃんと目先の欲で暴走したりすることなくルールを守れるようになっていきます。
私も使っている“即実践レベルの思考力”を鍛えられる練習ソフトはコチラです。
気になる方はどうぞ👇
📘 「いろはのFX手法」を学びたい方へ【完全無料】
現在私の行っている裁量トレード手法はこちらの
全15回の無料メール講座&全87ページの無料PDF教材から完全無料で学ぶことが出来ます。
※メール講座にご登録後PDF教材のダウンロードページが送られます♪
▼教材の詳細内容はこちらの動画からご確認頂けます。
🎁【無料】いろは個別添削サービスで最短で伸びたい方へ
もしあなたが
「自分のトレードのどこを直せば良いかわからない」
「独学の限界を感じている」
と悩んでいるなら、条件付きではありますがいろはの無料個別添削サービスがお役に立ちます!
実際のあなたのチャートやエントリー理由をもとに、
改善ポイントを明確にし、すぐ実践できる形でフィードバックします。
基礎理解から環境認識、エントリー精度、損切り設計まで、
あなたのクセに合わせて“ピンポイントで修正”できるのが強みです♪
詳しい内容や無料サービスを受ける流れは、下記の記事でまとめています。
気になる方はぜひこちらをご覧ください。
👉いろはの無料個別添削サービスについて
