ETH/USDの実例トレード解説
この記事では、11月24日に行ったETH/USDの実際のトレードについて詳しく解説していきます。
この記事の内容は、YouTube動画でも実際のチャートを使って解説しています。
「文章だけではイメージしにくい…」という方は、こちらの動画も併せてご覧ください👇
▼実践動画はこちら▼
結論から言うと、今回のトレードは決済のタイミングミスによって不本意な結果になりました。
とはいえリアルトレード解説は「リアルであること」に価値があり、成功だけでなく、ケアレスミスや思考の流れも含めて残すことが大切だと考えています。
私のリアルトレード動画では、勝ち負けだけではなく、判断に迷ったポイントや内面の葛藤、なぜその決断をしたのかという“リアル”も含めて全て言語化して公開しています。
今回の動画だけでなく、ぜひ過去のリアルトレード動画も何度も見ていただき、「動いているチャートを前にどう判断していくのか」を学んでいただければ嬉しいです。
日足環境の分析
普段は1時間・4時間・日足を同時に見つつ、参考程度に週足をチラッと確認しています。この記事では分かりやすさのため日足から解説します。
今回のエントリーポイントは、緑の水平線と赤い縦の点線が交わった地点。ここでロング(買い)を仕掛けました。

日足を見ると、長く続いた下降トレンドの末、ローソク足と日足移動平均線(青)が大きく乖離しています。また、日足移動平均線と週足移動平均線(赤)も大幅に乖離していました。

このような局面では、さらに下を狙うよりも一度上方向に戻してくる可能性の方が高いと考え、上目線で監視します。
実際、エントリーポイントの後は急速に上昇しており、後から見ても日足レベルでの目線は正解だったと言えます。
エントリー地点の真上には月足移動平均線(黄色)がありましたが、距離が十分あったため今回は問題なしと判断しました。
4時間足の分析
4時間足でもエントリーポイントは同じく緑の水平線×赤い点線の交点です。

長い下降トレンドの末に底を作り、高値・安値を切り上げながら上昇しているところでした。

過去の高値と直近の安値で形成されたレジサポラインが下から支えており、移動平均線(青)もローソク足を下から支える形になっています。
したがって、4時間足も上方向が優位と判断できます。
あえて懸念点を挙げるとすれば、過去の戻り高値をまだ超えていないことです。
ダウ理論には以下の3つの考え方があります:
- 高値・安値を切り上げれば上昇転換と考える
- 戻り高値を超えたら上昇転換と考える
- 両方揃ってはっきりトレンド転換と考える
そのため今回は“戻り高値は超えていない”ものの、高値安値は切り上がり、水平線と移動平均線にも支えられているため、総合的に上優位と判断しました。
週足を見ると、激しく下落した末に超強力な週足レベルのレジサポラインで下髭をつけています。下支えとしては十分です。

1時間足でエントリー判断
ここまで上位足環境を把握したところで、1時間足でエントリーポイントを探っていきます。
エントリーポイントは赤い縦線と緑の水平線が交わったところです。

1時間足では上昇が続き、短期移動平均線(青)が中期移動平均線(赤)を下から上抜けるゴールデンクロスが発生。その後、価格は二本の移動平均線の間で揉みあい、中期移動平均線は下向きから水平、そして上向きに変わろうとしていました。
中期移動平均線は4時間足のトレンド方向を可視化するものなので、これが上向くということは4時間足のトレンドも上向きに変わってきている合図です。
理想は「移動平均線の収束→拡散」する初動で、高値安値を切り上げつつ短期移動平均線を上抜ける瞬間に入りたいのですが、今回は陽線が連続してしまいタイミングが取りにくい状況でした。
そこで、直近のレンジ上抜けポイントに指値を置いてエントリーしました。

ターゲットは、4時間足の節目ラインと80MAが重なるポイント(ピンク線)。リスクリワードは1:2が取れるため問題なしと判断しました。
エントリー後の値動きと決済ミス
指値が刺さった後、価格は一気に急騰しました。
しかし私はこれまでの経験から「急騰後は強く戻すことがよくある」ことを知っていたため、若干の不安を抱えながらも保有して眠りました。

翌朝、予想通り大きな下落が発生し、高値安値を切り下げてダウが下降転換してしまいました。本来なら青い移動平均線付近で薄利決済するべきところです。

しかしタイミング悪く、私はスーパーで買い物中。
チャートを見た時にはすでにエントリーポイント付近まで落ちており、慌てて損切りラインを建値に移動しました。

建値で決済されるかと思いきや、あと1ミリで刺さらずに反発し、本来の決済ポイントまで戻りました。
ここで私は「薄利で切るべきか、それとも当初の決済ラインまで伸ばすか」で葛藤。
そして出してしまったスケベ心。
「建値にしてるし、負けはしない。だったらこのまま様子見るか…」
次の瞬間、相場は容赦なく落下。そのまま建値に刺さり終了。結果はプラマイゼロ…のはずが、
スワップで -1,692円。

今回の反省とまとめ
今回の結果は決済のタイミングの判断ミスがすべてです。
もし本来の決済ポイントで決済していれば、おそらく数万円(4万円ほど)取れていたと思います。
「一度建値に刺さらず戻ってきたのだから、その時に決済すべきだった」と強く反省しています。
こうした失敗も含めてリアルな学びとして、今後のトレードや皆さんの判断の参考になれば嬉しいです。
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