今回は、2025/10/31にエントリーしたUS500cashのショートでのトレードについて、実際のチャートを使いながら詳しく解説していきます。
この記事の内容は、YouTube動画でも実際のチャートを使って解説しています。
「文章だけではイメージしにくい…」という方は、こちらの動画も併せてご覧ください👇
▼実践動画はこちら▼
エントリー前の上位足チェック（日足・週足）
まずは、エントリー時点での US500cashの日足 から。
エントリーポイントは、チャート上の
「緑の水平線 × 赤い縦の点線」 が交わった位置です。
日足を見ると、しばらく強い上昇トレンドが継続している局面。しかしその中でローソク足は 移動平均線から大きく乖離 していました。
私はこのような場面では、
「乖離を埋めるための下方向の動きが出やすい」
と判断します。
週足も同じ状況で、ローソク足が大きく乖離しており、こちらも乖離埋めの下落を想定できる形でした。
この上位足の認識を踏まえ、次にトレードの軸となる4時間足を見ていきます。
4時間足の流れとエントリーの構築
4時間足を見ると、急騰のあとに下降を開始し、波形は多少乱れていますが 押し安値を割る程度の下降 を確認できます。
その後いったん上昇したものの、
- 黒い水平線のレジサポに頭を押さえられ
- 青い短期移動平均線の下に潜り込み
- さらにそのMAでも頭を抑えられている
という、戻り売りが狙いやすい局面 でした。
上位足（日足・週足）で乖離埋めの下落が出やすい背景もあり、4時間の下降トレンド継続のシナリオが立てやすい状況です。
ここから狙うターゲットは、
- まず前回安値ライン（最低限）
- その後、窓埋めライン
- 最終的には、緑の80MA × 水平線の重なるポイント
ですが、この日は金曜日。
私は 週末のポジション持越し禁止マイルール があるため、明け方までに決済する必要がある“時間制限付き”トレードです。
そのため、まず前回安値の長い下髭先端で分割決済し、余力があれば窓埋めラインまで狙う現実的なプランにしました。
1時間足での具体的なエントリーポイント
エントリーの実行は 1時間足 で判断します。
下降後の戻しにより、ローソク足が
青い短期MAと赤い中期MAの間に挟まれる形 になり、
その後、押し安値を明確に割って再度下降。
これで1時間足が下降トレンドに転じ、
すでに下降している4時間足の目線と一致。
ただ、この直前は「まだMAの収束が甘いかも？」と感じており、予約注文はしていませんでした。
しかし夜11時頃にチャートを見たら、
すでにズドンと押し安値割れしていた ので、
飛び乗らずに冷静に戻りを待ち、
本来のエントリーポイント（緑×赤の交差）に指値 をセット。
しっかり戻ってきて刺さり、エントリー成立となりました。
損切り位置とターゲット設定
損切り場所は、
- 本来は「前回高値の上」だが、
- 今回はリスクリワードを考え、
4時間足レベルのレジサポライン＋移動平均線上抜けで損切り
ターゲットは、
- 前回安値ライン（RR 約1：2）
- 突破すれば 窓埋めライン
というプランです。
トレード結果
結果として、
陰線だけで一気に前回安値まで下落。
ここで
23ロット中 12ロットを分割決済（確定利益）。
しかしその後は戻り高値を作らず下げ続けたため、合理的なトレーリングポイントが無く、いったん損切り位置を建値まで引き下げ。
そこから勢いよく反発し、
残りのポジションは建値で決済（±0）。
つまり、
- 前半：利益確定
- 後半：建値で撤退
という結果になりました。
もし最初のポイントで全部利確していれば約15万円取れていましたが、それはタラレバです。
相場は未来が見えません。
ルールに沿って、より利益を残しやすい判断を積み重ねるだけです。
今回の反省点：金曜夜＋急落は“早めに利確”が吉かも
今回のように
- 金曜の夜で時間制限あり
- 急落で強いボラティリティ
- 明確なトレーリングポイントが見当たらない
という条件では、
初回の決済ポイントで多めに利確する
または
RRが良いならスパッと全決済して寝る
ほうが良かったかもしれません。
決済に関してはまだまだ改善の余地が残るトレードとなりました。
ただ、この次のエントリーでは先ほどの決済部分の反省を活かして過去最高利益を取れました！
👉
今回のトレードまとめ
- 上位足は大きく乖離 → 下落しやすい状況
- 4時間足は下降トレンドへ転換
- 1時間足が下降に転じ、合わせてエントリー
- 時間制限があるので前回安値でまず決済
- 前半は利益、後半は建値で撤退
- 金曜夜＆急落では早め決済が安全
以上が今回のUS500cashトレードの全体像です！
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